《起業ストーリー第1話》ズボラでどんぶり勘定、見切り発車だらけの起業ストーリー

こんにちは!

ニコル食堂代表のきくちです。


今日から何回かにわけて

私の起業ストーリーを掲載していこうと思います。



私は2013年11月に

キッチンカーで開業し

今年で10周年を迎えます。



ズボラでどんぶり勘定。

思いっきり右脳タイプの人間が


起業後に2人目出産

2児のガチワンオペ育児と

経営や組織づくりにもがき失敗しながら


事業づくりをゼロから学び直して

赤字事業の再建に挑戦してきた様子を

包み隠さずお届けしていきます。




これからの投稿をみていただければ

きくちの事業へのバイタリティの部分に

触れることができると思いますので


興味のある方は

ぜひ今後も楽しみにしていただけたらと思います。



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《起業のきっかけ》


高校を卒業して

仙台の専門学校に進学した私でしたが


初めての都会(田舎出身なので)は

おしゃれなカフェがたくさんあって


あっという間に

「カフェ」というものの

虜になってしまったのでした。


自分のお店を作るなら

こんなインテリアがいいな

こんなメニューを出したいな



カフェ雑誌の切り抜きなどを

スクラップして


「夢ノート」を書き溜めていきました。



そのうち、大手チェーン店で

アルバイトをするようになると

オペレーションにも興味を持つようになりました。


外側のこと、内側のこと

飲食の世界の両側を知っていくことで


自分のお店を持つ夢がどんどん膨らんでいきました。



時は流れて2011年。

震災を機に、私たち家族は

山形へ引っ越してきました。



長男はまだ0歳でしたが

キャリア半ばで仕事を辞め

育児に専念していた私は


見知らぬ土地での初めての育児に

社会から孤立している気がしていました。



周りから、

働くのはまだ早い。

入園までは子供のそばにいてやらないと。

と諭されていたこともあり



仕事という生きがいを失って

産後うつのような状態になっていました。



そんな様子を見かねた主人が

パートをしたらどうか?と提案してくれて

長男が9カ月のときに

パート復帰することができました。



独身の頃のように...とまでは行かなくても

外に出て働いて


自分で自由に使えるお金ができたこと

自分を必要としてくれる場所ができたこと


で、育児とのメリハリができて

子供との時間をもっと有意義にしたいと

思えるようになってきました。




元々正社員で勤めていた会社に

パート入社したため


入社当初から時間帯責任者という

役割を与えていただいていました。



そうなるとシフトの穴を開けることが

お店にとって迷惑になることもあり


子供が最優先でいなければいけないのに

仕事を優先してしまうことが増えていきました。



また、仕事復帰して独身の頃の感覚が戻ってくると

やっぱり思いっきり働きたい!という思いも

強くなっていきました。



もっとキャリアアップしたい

でも子供との時間も大事にしたい


だったら自分でスケジュールを

コントロールできる仕事をしたらいい



今思えば安易すぎる考えでしたが

これが私が起業を考えるきっかけでした。




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今でこそ女性やママの起業は

当たり前になりつつありますが


10年前は起業に関する情報も少なく

飲食という視野の狭い世界線にいた私は

「起業」という言葉すら知りませんでした。



この時からきちんと起業について勉強していれば

その後の起業人生も大きく変わったかもしれないと

今となっては少し後悔しています。



このブログをご覧になっていて

これから起業をしようかなと思っている方には


見切り発車ほど危ないことはない


ということだけお伝えしておきます(笑)



ただ今となっては

ゼロイチ(ゼロから売り上がるフラグを立てること)

の設計の仕方も


そこからブレイクスルーを起こしていく方法も


紆余曲折しながら

学び実践し続けてきたからこそ

蓄積できたノウハウがあります。



次回の投稿では


起業初期

〜コネなしカネなしスキルなしの私が

縁もゆかりもない山形で人脈を広げられた理由〜


について書いていきたいと思います。



次回のブログも楽しみにしていてくださいね!







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